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京都・南座開場式・南座新開場祇園お練りが行われました。 2018年10月

(2018年10月29日記載)

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京都・南座開場式・南座新開場祇園お練りが行われました。

南座開場式・南座新開場祇園お練り概要(リリースより)

10月27日(土)、四百年を超える歴史と伝統をもつ南座の新開場を記念する「開場式」が
開催され総勢100名の歌舞伎俳優が舞台上に登壇し、招待された約1000名の来賓に向けご挨拶いたしました。
続く「南座新開場祇園お練り」では、中村時蔵ほか総勢69名の歌舞伎俳優が南座から南座の氏神様である
八坂神社前までの約400mに及ぶ四条通を練り歩き、集まった約15000人の観客とともに南座新開場を祝いました。



オフィシャルレポート(リリースより)

開場式では総勢100名の歌舞伎俳優が勢揃いし、座元である松竹株式会社から囃子方に大太鼓の撥が渡され、
「一番太鼓」の響きによって、南座の開場が告げられました。
そして始まった開場式は、11月の吉例顔見世興行で襲名披露を行う二代目松本白鸚、
十代目松本幸四郎、八代目市川染五郎による『寿式三番叟』の上演で幕を開けました。
南座の紹介映像と休憩をはさみ、再び幕が上る舞台に坂田藤十郎始めす総勢100名の歌舞伎 俳優たちや
松竹株式会社代表取締役会長の大谷信義、松竹株式会社代表取締役社長迫本淳一などがずらりと揃い、
招待された約 1000 名の来賓に対しご挨拶いたしました。
藤十郎は 「これからも南座が幾久しく栄え、京の伝統文化として、また我が国が世界に誇る劇場として、
愛され続けることを願ってやみません」と強い気持ち述べると、
それに応えるかかのように場内は大きな祝福の拍手に包まれした。
結びに、歌舞伎俳優と客席一体となって手締めが行われ、新開場する南座の素晴らしい門出となりました。

続いて、場所を南座正面の四条通に移し、歌舞伎俳優他、
総勢約150名による「南座新開場祇園お練り」が開催されました。
歌舞伎俳優だけでも総勢69名と、5年前の歌舞伎座新開場の際のパレードの参加人数を超えており、
歌舞伎発祥の地・京都のイベントとしてふさわしく、豪華で華やかな顔ぶれが勢揃いいたしました。
四条通の全面交通規制は、祇園祭を除き実施されることは極めて異例であり、
京都府、京都市、祇園商店街などの地域の皆さまの全面協力の元開催された、
近年まれにみる一大イベントでございます。

直前に行われた出発式では、その来賓および主催者である京都府知事の西脇隆俊様、
京都市長の門川大作様、祇園商店街振興組合理事長の北村典生様、松竹会長の大谷信義からも
京都の更なる発展につながるお言葉を頂戴し、祇園五花街の舞妓の皆さま10名も華やかにいろどりを添え、
松竹社長迫本淳一の合図で特殊効果の金銀テープが祝砲から発射されると、華々しくお練りがスタートいたしました。

時蔵、雀右衛門、又五郎を先頭とした69名の歌舞伎俳優は、
沿道のファンやビルの中から手を振る人々に、にこやかな笑顔で応えていました。
今年、親子三代での襲名を果たした松本幸四郎はこの世紀のお練りに参加した感想について、
「ものすごい人の数で驚きました。参加した歌舞伎俳優の数もそうですが、こんなお練りは初めてです」と
興奮した様子で語り、「11月に襲名公演をこの南座でやらせていただくのですが、
新しく生まれ変わったこの南座の最初の1ページを刻むと考えると責任を感じます。」と話し、
「やっと灯った南座の火を消さないように精一杯頑張りたいです。」と意気込みを語りました。
また、この日の南座開場式に出席し、南座のステージに初めて立った市川染五郎は、
「今日、初めて南座の舞台に立たせていただいて、お客様との距離が近いと感じました。
11月からの襲名公演ではお客様と一体感のある芝居をしたいです。」と語りました。
また、今後の目標について聞かれた松本幸四郎は「新しいことに挑戦していきたいです。
心身ともに鍛えて歌舞伎の可能性を広げるべく、チャレンジしていきたいです。」と話し、
息子の市川染五郎について「”お芝居をする”歌舞伎役者になってもらいたい。
相手の役者さんと芝居で会話ができる歌舞伎役者になってもらいたいです。」と嬉しそうに語りました。
集まった約15000人の観客とともに、俳優たちもこの”世紀のお練り”を楽しみながら、
ゆっくり四条通を練り歩き、熱気冷めやらぬうちにお練りは終了しました。


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京都四條南座

 

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