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『ピアフ』 大竹しのぶ、梅沢昌代、彩輝なお 囲み取材 2018年11月

(2018年11月08日記載)

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『ピアフ』 大竹しのぶ、梅沢昌代、彩輝なお 囲み取材

(左から)彩輝なお、梅沢昌代、大竹しのぶ

公演概要(リリースより)


フランスが最も愛した歌手「エディット・ピアフ」。
愛と歌え彩られたそのドラマチックな人生は、数々の物語で綴られ、日本においても、
越路吹雪、美輪明宏ら名だたる表現者によって演じてこられました。
ブロードウェイ、ウェストエンドで歴代の名女優によって演じ継がれてきた
パム・ジェムス作の傑作戯曲『ピアフ』が、日比谷シアタークリエに初登場したのは2011年秋のことでした。
ジェム自身がロンドンのドンマーウェアハウスでの2008年の上演ために書き下ろした決定版の
日本初演は、栗山民也の演出、大竹しのぶの演技により大絶賛となりました。
本作は、ピアフの疾走する47年の人生が、数々の短いシーンで表現されます。
曲を魂の熱唱で届ける大竹しのぶの熱演が高く評価され、読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞しました。
その後、2013年、2016年の再演も好評で全日程完売の人気公演となりました。
さらに2016年大晦日の第67回NHK紅白歌合戦で、大竹しのぶが劇中の「愛の讃歌」を熱唱し、
大きな賛辞が集まりました。

熱烈なアンコールを頂戴し、このたびシアタークリエの10周年シリーズでの再演が決定。
2018年公演では梅沢昌代、彩輝なお、辻萬長の初演からのキャスト、
2016年公演からの川久保拓司、大田翔に加え、新たに宮原浩暢(LE VELVETS)、
上遠野太洸、上原理生、駿河太郎の出演が決定。
豪華なキャスト達がピアフの人生に伴走して、ピアフの様々な場面をドラマティックに彩ります。


あらすじ(リリースより)


エディット・ピアフ ―― 本名エディット・ガシオンは、
フランスの貧民街で生まれ、路上で歌いながら命をつないでいた。
ある日、ナイトクラブのオーナーがエディットに声をかける。
「そのでかい声、どこで手に入れた」
「騒がしい通りで歌っても、歌をきいてもらうためよ!」
“ピアフ”--“小さな雀”の愛称がついたエディットの愛の歌はたちまち評判となる。
華やかで順風満帆な人生にも見えたピアフが、私生活では切実に愛を求めていた。
ピアフが見出し、愛を注ぎ、国民的歌手へと育てあげたイブ・モンタン、シャルル・アズナブール。
ボクシング・チャンプのマルセル・セルダン、生涯最後の恋人となる若きテオ…。
最愛の恋人を失った時も――
病が身体と心を蝕んだ時も――
エディット・ピアフは愛を求めて、マイクに向かい続けるのだった。


舞台稽古前に囲み取材が行われました。(2018年11月3日)


◆大竹しのぶ
さえちゃん(彩輝なお)と梅ちゃん(梅沢昌代)初演からのメンバーと、
今回から参加する新しいメンバーと、まだ明日からというのが信じられない感じです。
でも、もう始まってしまうので、みんなで力を合わせて新しい気持ちで頑張りたいと思います。

◆梅沢昌代
全員野球で頑張ります。

◆彩輝なお
みんなで力を合わせて頑張ります。

ーーー4度目の再演ということですね。

◆大竹しのぶ
4回目ということでプレッシャーはどんどん大きくなっているかな。
初めてご覧になる方もいらっしゃるけど、2回目、3回目、4回目を
楽しみにしているということは、前よりも絶対に良いものを出さなくてはいけないというので。
前の時はその時のベスト、今は今のベストが出せるようにしたいなと思います。

ーーーお二方とは初演からずっと一緒ということで、チームワークはバッチリですね?

◆大竹しのぶ
そうですね。女3人で、男どもを「しっかりしろや〜」っていう感じでやっています(笑)。

ーーー今回はピアフの命日にCDを発売したということですね。

◆大竹しのぶ
CDは一曲ごとなので、舞台のピアフとはちょっと違った感じです。梅ちゃんとかも聞いてくれてね。

◆梅沢昌代
とっても良かったです。

◆大竹しのぶ
ピアフは本当に多くの方に愛されているのだなと思いますね。
何十年も前の歌だけど全然古くないし、悲しい歌でも力強いので聞いていて勇気を貰えます。

ーーーコンサートツアーは追加公演も決まったということですね。

◆大竹しのぶ
頑張ります(笑)。
でも今は今から始まる舞台稽古のことで頭がいっぱいで一日一日です。
梅ちゃんが言った言葉で、演劇に命をかけるまではできないけれど、
命を削るくらいのことを毎日やっている感じがあります。

◆梅沢昌代
お芝居って、完成はないから。だから4回目でも頑張らなきゃいけないし、新しい発見もありますし。

ーーー梅沢さん、彩輝さんは4回目の出演というですが、大竹さん魅力は?

◆梅沢昌代
毎日ライブ感があって、それが楽しい。
貰えるものもあるし、与えるものもあるし。
決めておかなくても、その場で起こることがあるので、
それをプラスして、また新しい場面ができていると思いますけね。
命がけですよ。悩むし疲れるし。
でも「まぁいいか」ではなくて、いつも「頑張る」って言っていますね(笑)。

◆彩輝なお
私が言うのもおこがましいのですが、
とてもチャーミングで、魅力に引き込まれる部分があるのですが、
それはやっぱり魂から演じられているところと普段からの可愛らしさなんだと思います。

ーーー見どころを教えてください。

◆大竹しのぶ
ピアフの歌の力強さと、その時代に戦争があったということ、
それと愛の物語なので、人を愛するということとか、
本当に人として基本的なことがいっぱい詰まった話なので。
一場面ごとは短いのですが、それを作り上げていくエネルギーを観て貰えたらいいなと思います。

◆梅沢昌代
今まで観たお客様も「エネルギーを貰った」と言ってくださっていたので、今回も、もっと渡せたらと思います。

◆彩輝なお
演出の栗山さんが動物的な人間の生き様をそれぞれに背負っていることを大切にしたら、
魂が伝わるのかなと思います。

◆大竹しのぶ
全てが電子化されている時代だからこそ、そうじゃない本物を、
動物的に生きるということを演じろというのはよく言われますね。

「私の回転木馬」を歌うピアフ役の大竹しのぶ
マルセル・セルダン役の駿河太郎と
シャルル役の宮原浩暢と
テオ・サラポ役の上遠野太洸と
「愛の讃歌」を歌うピアフ役の大竹しのぶ
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『ピアフ』

 

東京公演:2018年11月4日(日)~ 12月1日(土)

会場:シアタークリエ

 

公式サイト

 

 

 
 

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