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南座「坂東玉三郎特別公演」片岡愛之助出演 玉三郎、愛之助が公演への思いを語りました! 2023年06月

(2023年06月24日記載)

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南座「坂東玉三郎特別公演」片岡愛之助出演
坂東玉三郎、片岡愛之助が公演への思いを語りました!


右から坂東玉三郎、片岡愛之助

公演概要(リリースより)


南座では、8月3日(木)~27日(日)まで、「坂東玉三郎特別公演」を上演いたします。
演目は『怪談 牡丹燈籠』。三遊亭円朝の落語をもとにした、人間の欲望を描きながらも、
軽快な夫婦のやりとりが笑いを誘う、怪談ものの傑作です。
公演に先駆けて、取材会が行われ、坂東玉三郎、片岡愛之助が出席し、公演に対する思いを語りました。

お峰を勤める玉三郎は、「笑いの中から怪談が生まれる、それがこの演目の面白いところです。
日本の芝居で、人間の切なさを描きながら終始笑える芝居は多くないんですが、
『怪談 牡丹燈籠』は、数少ない笑える怪談で、私の大好きな演目の一つです。
その笑いの中に、お峰と伴蔵は、欲に目がくらみ、人間の悪の心が見え隠れする。
もともと悪人ではないのに、人間のかわいい出来心が闇に引きずり込んでいく。
それがこの演目の独特さなのだと思います。愛之助さんは役を作りすぎない、自然体で表現できる俳優。
江戸の世話狂言を愛之助さんがどう料理するのか、期待していますし、楽しみです。」

お峰の夫・伴蔵を勤める愛之助は、「欲望に翻弄されて幽霊と取引をする伴蔵とお峰は、
“生”ついての執着が強く、力強い人なのだと思います。完全な悪人ではないんです。
伴蔵は、かわいいところもありながらも、妻に対しては強気に出る、内弁慶なところもあり、
そういった人間らしいところを表現できればと思っています。
“怪談”とついてはいますが、そんなに怖いというものではありません。本当に怖いのは人間の気持ちなんです。
怪談ものと聞くと、敬遠される方もいますが、ぜひ笑って、楽しんでいただければと思います。
私は初役なので、お兄さん(玉三郎)の胸を借りるつもりで、勉強させていただきながら、精一杯勤めさせていただきます。」

 

 

坂東玉三郎特別公演

片岡愛之助出演

 

日程:2023年8月3日(木)~27日(日)

時間:午後2時~

休演日:9日(水)、15日(火)、22日(火)

劇場:南座(京都府京都市東山区四条大橋東詰)

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/play/811

 

 

 
 

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