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NBAバレエ団 創立20周年記念公演
バレエ『Dracula』コメント到着
【原作について】
原作小説である「ドラキュラ」は、ブラム・ストーカーによって
1897年に出版された古典的ゴシックホラー。
弁護士ジョナサンハーカーとドラキュラ伯爵(=吸血鬼)の対決が描かれており、
“吸血鬼”というアンデッドとホラーの要素が取り入れられている。
現在でも、ブラム・ストーカーによって描かれたドラキュラのキャラクターや
物語は、数々の映画、テレビ番組、演劇や小説に登場している。
【上演について】
バレエ公演「Dracula」は、1997年の原作小説出版100周年を記念し、
マイケル・ピンクによって、1996年9月16日にイギリスのブラッドフォード
にあるアルハンブラシアターで世界初演を行った。
マイケル・ピンクの作品の中でも最も人気の高い作品となった「Dracula」は、
アトランタ、ニュージーランド、ノルウェー、コロラド、ミルウォーキーなど、
現在も多くの場所で公演を続けている。
【舞台の魅力】
ブラム・ストーカーの小説をもとに、振付師マイケル・ピンクが創作した
「Dracula」は、ホラーやロマンスの要素を兼ね備えた作品となっている。
衣装や舞台装置のデザインはレズ・ブラザーストン、オリジナル曲は
フィリップ・フィーニーといった一流のクリエイターが集結。
アメリカではブロードウェイの作品と同様に仮装した観客が集うなど、
長年に渡って根強い人気が続いている。
ロンドンの弁護士・ジョナサンはルーマニアのドラキュラ伯爵からの
依頼を受けて彼の城に向かうが、そこで彼は伯爵の正体を知ってしまい、
城に囚われてしまう。一方ロンドンへと渡ったドラキュラ伯爵は、
そこで亡き妻と瓜二つの女性・ミナと出会う。
しかし彼女はジョナサンの婚約者だった。
時を同じくして、ミナの親友ルーシーは奇妙な夢遊病の発作に
悩まされていた。徐々に心身ともに衰弱していく彼女の様子を心配した
ルーシーの婚約者アーサーは友人のジャックとクィンシーからこのことを
形而上学者のヴァン・ヘルシングに相談するよう勧められる。
ルーシーの屋敷を訪れ、彼女を診察したヘルシングは、
その症状が吸血鬼に血を吸われたことによるものだと気付く。
それからしばらく経ち、ジョナサンはドラキュラ城から脱出して
ロンドンに戻るが、そこでドラキュラ伯爵もロンドンに渡って来ていたことを知る。
その後、ヘルシングと出会ったジョナサンはドラキュラ伯爵がミナを
奪おうとしていることを知り、アーサー達やヘルシングと共に
ドラキュラ伯爵に戦いを挑むことを決意する。
◆振付/マイケル・ピンク氏
今回、私の作品である「Dracula」を日本で初めて上演できる機会が持てたことに心から感謝致します。
公演を迎えるまで、ダンサーと一緒に過ごせて非常に楽しかったです。
皆、エキサイトしていて素晴らしかったですし、大勢のスタッフが公演のために
準備をしてくれている姿を拝見して、今、非常に興奮しています。
(大貫)勇輔君は本当にパーフェクトであり、非常に美しく魅力的なダンサーです。
NBAバレエ団のダンサーたちも、よく私の話を聞いてくれ、とても理解が早いので、非常に上達が早かったです。
この素晴らしい作品を、皆で作っていることを心より実感しています。
ダンサーやスタッフと共に作品を創り上げる過程も素晴らしいものです。
素晴らしいダンサーの皆さんと勇輔君と一緒に公演を迎えることができ、本当に幸せです。
バレエ公演ではありますが、バレエを超えた作品だと思いますので
是非、この機会に一人でも多くの方に観て頂きたいです!
◆演出(NBAバレエ団芸術監督)/久保綋一
長年の願いがやっとかなったという感動と、特に今回はダンサーとしても参加しているので、
本番を直前に控え、芸術監督として包括的に全てを束ねつつ、
一人のアーティストとしても仕事を全うさせなければならないという事で、若干の緊張感を持っています。
ただ、それはとてもポジティブな物で、心地よい時間を味わっています。
ジョナサン・ハーカーという役は、私の現役生活でも思い入れが強い役でした。
その理由として、演じる度に新たな発見がある事が挙げられます。今回もまた新たな旅をさせてもらえました。
◆主演/大貫勇輔
(今のお気持ちは?)
最高にワクワクしています。舞台の上で、ドラキュラとして生きたいと思います。
マイケル・ピンク氏は、的確に色々な情報をくれる無駄のない方。それでいてチャーミングです。
振付は、その場その場で柔軟に変えてくださり、常に作品を良くしようとされていました。
バレエ団に参加して、約2ヶ月間、バレエに集中してトレーニングが出来たことは有難い環境でした。
男性が多い中でトレーニングすることはあまりなかったので、それもいい刺激になりました。
いい仲間たちに出会えたことに感謝しています。
NBAバレエ団 創立20周年記念公演
バレエ『Dracula』
原作:ブラム・ストーカー
演出:久保綋一
振付:マイケル・ピンク
作曲:フィリップ・フィーニー
舞台装置・衣装デザイン:レズ・ブラザーストン
照明デザイン:デビッド・グリル
出演:大貫勇輔
久保綋一 大森康正 泊陽平 田澤祥子 峰岸千晶
浅井杏里 岡田亜弓 関口祐美 高橋真之 竹内碧
貫渡竹暁 皆川知宏 三船元維 宮内浩之 他
日程:2014年10月25日(土)開演18:30
10月26日(日) 開演15:00
会場:ゆうぽうとホール
問い合わせ:NPO法人NBAバレエ団事務局
TEL04-2924-7000
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