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土居 裕子さん、岡 幸二郎さん、剣 幸さん、麻尋 えりかさん をお迎えし、
オーバード・ホール名作ミュージカル上演シリーズ第5弾!
『ショウ・ボート』座談会を行いました
<内容について>
―――剣さん、いよいよオーバード・ホール名作ミュージカル上演シリーズも第5弾となり、一区切りですね。
この5年間は富山出身の剣さんにとって、ご自身が培ってきた経験を集約したような期間だったのではないかと思いますが、
富山からの発信という意味では次に繋げる新たな一歩を踏み出すための大切な公演になりますね。
◆剣 幸
この5年間、富山出身者として富山から発信していく立場で参加させていただいておりますが、
毎年いろんなものがレベルアップしていっているなと感じています。
最初に『回転木馬』をやった時にはミュージカルの経験がない人も多かった、
でも、年を追うごとにキャスト、スタッフ、オーケストラの人たちみんなが、
ミュージカルをどんどん好きになっているのが分かるんです。2年目からは自信と責任を持ってやれるようになり、
楽しめるようになり、進化し続けているんですよね。そういう姿を見ていると、私もすごく嬉しくて。
今回第5弾としての『ショウ・ボート』には、ミュージカルに出演しているプロの方々も参加してくださいますし、
富山の方も出演します。ミュージカルの原点とも言える素敵な作品なので、みんなと一緒に思いっきり楽しみながら
作品を創っていきたいです。そして、この第5弾で「はい、シリーズは終わり!」と言うにはあまりにもったいないので、
これからどのような形で発信し続けていくのか、ですよね。いろいろあって簡単ではありませんが、
今回の『ショウ・ボート』をちゃんと完成させて、「5年間すごいことやってきたわね!」と思っていただけるようなものにして
次に繋げていかないと、と思います。
―――土居さん、制作発表では「オーディションを経て、やっと掴んだ役」だとおっしゃっていましたが、
出演者総勢60名の中での大役を務めるお気持ちをお聞かせください。
◆土居 裕子
出身が小さな劇団なので、グランドミュージカル、特にブロードウェイ・ミュージカルは、
数年前に『サウンド・オブ・ミュージック』に出演した位で「ほとんど経験したことがない!」、と気付きました。
ですから初めてに等しい大舞台で「大丈夫かな」と思うところもありますが、
先ほど岡さんが「ハードルを上げて自分を鼓舞する」とおっしゃっていたので、
「私もその手でいこう!」と思っております。もうすぐ本格的な稽古が始まるので楽しみです。
―――岡さん、オーバード・ホール名作ミュジカ上演シリーズ1作目の『回転木馬』の舞台稽古を
客席からご覧になったそうですが、いよいよご自身がこの舞台に立たれるご感想を。
◆岡 幸二郎
どのようなセット(装置)が組まれるのか今から楽しみにしているんです。おそらくオーバード・ホールの機構を
フルに使ったものが出来るでしょうから、舞台に立ったらびっくりするんじゃないかなと思います。
でも、このミュージカルはセットもみどころのひとつですが、人間が中心に描かれているお話だなと感じています。
このような作品に参加出来ることを嬉しく思います。オーバード・ホールに立たせていただけるのはとても楽しみなのですが、
本番が近付くにつれ少しずつ重圧も感じておりまして、「楽しみでーす!」という軽いノリでは
言っていられなくなってきたぞ(笑)、と思っている次第です。
―――麻尋さん、富山出身の麻尋さんもこのシリーズへの出演を待ち望んでいらしたのではないかと思いますが、
ご家族やご友人など地元の方々の反応はいかがですか?
◆麻尋 えりか
一番喜んでくださったのが、私が幼少時代から習っているバレエの先生です。
バレエ教室に習いに来ている子供たちも、夢を描いてお母様たちと一緒に応援に来てくださるそうなので、
ありがたいなと思います。反面、かなりドキドキしています(笑)。
私が一緒にバレエを習っていた友人も、子供を連れて観に来てくれると言っていたので嬉しいです。
―――宝塚の先輩でもある剣さんとの共演はいかがですか?
◆麻尋 えりか
(ひときわ大きな声で)むっちゃ嬉しいです!!!(全員爆笑)
(もう一度)むっちゃ嬉しいです!!!
(剣 幸 こういうのが嬉しいんですよね。なかなか共演する機会もなかったものね)
ハイ、富山で共演出来るのも嬉しいです。
―――それぞれの役どころの説明を。
これから稽古が始まりますが現段階でどのように演じようと思っていらっしゃいますか。
◆土居 裕子
マグノリアという役は、若い時から始まり40年間位を演じます。
演出家からは「若い女優さんでは出来ないんだ」と言われその言葉に背中を押していただき(笑)、
オーディションを受けました。いざ出演が決まり台本を開いたら1幕はずっと若かった!(全員爆笑)
今そこが大きな課題として圧し掛かっております(笑)。マグノリアの恋愛はすごいですね。
そして剣さんが演じるジュリーは近い年齢でありながら、マグノリアよりも少し先の経験をしているんです。
この2人の共通は、真剣に“愛”というものを捉えているということ。相手を慈しむような愛し方をするんです。
そういう人って傷つきやすい面もあり、それが後半で出てくるような役です。
マグノリアと私は、好きになったらまっすぐなところなど、結構共通しているところもあります。
ただ、若い時のシーンがどうなるか・・・(相手役の)岡さんの胸をお借りして頑張ります。
◆岡 幸二郎
ゲイロードはずっと出ているわけではなく、ふっといなくなって、また出てという役なので、どのように演じようかなと、
ただいま模索中です。たぶんいろんな恋愛をして、いろんな遊びをして、いろんな危ないことを経験した人なんですよね。
でも最後にふっと戻ってくるということは、マグノリアの存在は今までの恋愛や遊びとは違うものだったのではないかなと
感じるんです。稽古場で娘の姿を見た時に「どんな感情が生まれるのかな」、と思いながら、台本を広げているところです。
私が舞台をやる時は一番最後のシーンから逆算して考えていきます。出演している以外のところも重要で、
楽屋に帰ってただ休憩するのではなく、次に出るシーンまでにどういう気持ちを創っていくかがものすごく大事なので、
この人間ドラマを丁寧に創りたいな、と思っています。
◆剣 幸
裕子ちゃんのお母さんみたいにならないようにしなきゃ(笑)。
(土居 ならないですよ!!)
ジュリーは世の中の幸せや不幸を全て知っているような人なんです。白人でも黒人でもなく、自分の居場所がない人間で、
葛藤しながらも「こうやって生きて行く」という意思があるし、「マグノリアには幸せになって欲しい」と願っています。
決して自分の人生をあきらめたわけではないのですが、そういうところを暗くならず、明るく切なく力強く、
女性のいろんな顔を持って演じられたらいいなと思っています。
今はそう思っていますが、もしかしたら稽古場でいろいろやってみるうちに変わってくるかもしれませんけどね。
自分があまり演じたことがないような役なので、役と向き合って魂を込めて演じなきゃな、と思います。
◆麻尋 えりか
私が演じるキムという役は映画だと小さな頃しか出ていないんですよね。
でも私が演じるのはブロードウェイから帰って来た後です。どういう風に育てられたかを想像することで、
キムという役柄が変わってくると思うので、自分ひとりで考えるというよりも、稽古場の端っこの方で
「ああこういう風に育てられたんだろうな」ということを考えながら膨らませていきたいと思っています。
明るいところもあり、優しいところもあり、面白いところもありというのを、
お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんの演技を見てちょっとずつつまみながら
キムを創っていきたいなと思っています。
―――翻訳・訳詞を高橋知伽江さんが手掛けていらっしゃいますが、
台本を読んで特にどのようなことを感じましたか?
◆麻尋 えりか
1幕を読んでどうなるのかな?と思いましたが、2幕の最後が素敵だなと思いました。
ちょっとジュリーさんがさみしそうだなとも思いましたが、お稽古が始まったらまた感じ方が変わるかもしれないなと。
台本を読んでハッピーエンドでミュージカルらしく明るく終わって、「よかった」という気持ちでした。
「最後私が居られてよかった!」と(笑)。
◆剣 幸
“生きる”というメッセージの力強さを感じました。いろんな人種がいて、いろんな宗教があって、
それゆえに戦争になったり、事件が起きたりするけれど、その中で生きていかなくてはいけない。
そういう状況になった時、何を大切にするか・・・それが“愛する”ということだと思います。
それがものすごくストレートに、ふんだんに入った作品だなと思います。
◆土居 裕子
私も映画を観た時も台本を読んだ時も、麻尋ちゃんが言ったようにハッピーエンドだなと思ったのですが、
何度か読んでいるうちに「いや、これはハッピーエンドじゃないや」と思いました。
ハッピーエンドにすることがお客様にとってのプレゼントなので、そういう風に見えていながらも、
ものすごく悲しいことがあった上でいまだにそれが解決されていないんですよね。それを問題視したからこそ、
このミュージカルが出来たと思うのですが、「いくらオバマさんが大統領になっても解決していない、
もしかしたら解決しないのかな」、とさえ思うところもあります。そのテーマなくしてこの作品は成立しないと思うんです。
剣さんが演じるジュリーの“揺れ感”がたまらなくて「これからどういくんだろう」というテーマも
お客様に観ていただきたいと思いました。“ハッピーエンド”と“アンハッピーエンド”の両面が描かれていて、
「人生ってそんなに甘いもんじゃない」というところが深いなと思いました。
◆岡 幸二郎
(うなずきながら)それが根底に絶対あると思います。“♪オールマン・リヴァー”という曲が随所に出てきて、
最後もこの曲で締められます。川の流れって止まらないので、そこで幕切れにはなるけど、
またそこで同じことが起きるかもしれないし、止まることなく逆流することなく、流れ続ける。
こういう表現がいいのか分からないけど、それを受け入れて行く、こなしていく、
やり続けて行かないといけない私たちの人生というものがテーマになっていると思います。
日本人だけでやるとどうしてもこのテーマが一番難しいんですよね。
人種や階級を現代の私たちは普段あまり意識しないのですが、翻訳・訳詞の高橋知伽江さんは直接描くのではなく
うまい具合にそれを押し出し、愛の話などもキレイに見えながらも、「生きるって大変なんだよ」「でも生きるって
素晴らしいんだよ」という両面が描かれているなと思います。観終わった後は、お客様の感想次第でいいと思うんです。
「ああよかった、ハッピーエンドで」と思う人もいれば「人生っって大変だよな。でも客席でこうやって
お芝居を観られる今の人生も楽しいんだよな」とか、そういう何かを持って帰ってもらえる作品になればいいなと感じています。
―――今日お集まりのみなさんの、お互いの印象をうかがえますか?
◆土居 裕子
岡さんは一度共演しているんです。覚えていますか?(岡 もちろんです)岡さんを殺しちゃったんです。
(岡 殺されました!『ひめゆり』という作品でしたね)私が鬼軍曹のような婦長さんの役で
セリフを交わしたわけではないのですが、突然殺すシーンがありました。それ以前から思っていたのは、
岡さんの声は本当に素晴らしいですよね。音楽を専門で勉強したわけではなく、(岡 私、楽譜読めないんで・・・)
びっくりですよね。クラシックの世界にいかれても名を成したんだろうなと思う美声です。今回は相手役で、
岡さんはゲイロード役にぴったり!最初どれだけスカシて出てくるかが楽しみなんですよ。
(岡 でも今回、男役だった剣さんや麻尋さんがいらっしゃるでしょ。「あんなスカシ方しないよ!」と
思われるんじゃないかって)(剣 それはないよ・・・笑)(岡 分からないことがあったら男役だったお2人に聞きます!)
剣さんは、私、大好きなんです!(急に小声で)あ、ここだけの話にしておいてくださいね!(剣 笑)
お芝居が上手で大尊敬しているんです。こまつ座の作品でご一緒した時に、直接会話を交わしたわけではないのですが、
かけあいが楽しくて。ご主人様に仕える女中頭がうまくみんなを回転させていって、スポットライトをパッと浴びて、
剣さんがポンっと帯をたたくところなんて、もうすごいオ―ラなんです。剣さんのすごいところは、
宝塚は割と形から入るようなこともあると思うんですが、そうじゃない部分も自然に出せて
「やっぱ、(剣)姉さんにはかなわないな」と思います。
今回はマグノリアが転びそうになると必ず陰で、剣さんが演じるジュリーが助けてくれるんです。
マグノリアはそのことを知らないんですけどね。身に余る光栄ですし、剣さんご出身の富山公演に出演させていただけるので
嬉しい限りです。
麻尋ちゃんは、今回初めての共演で私たちの娘の役なんですよね。
2幕はだんなが出て行ったあと、マグノリアは「仕事しなきゃ」という女の強さが出て来ると思うので、
この子のために私が存在するのかな、と思うんじゃないかな。
だいぶ足の長さが違いますが・・・(剣 そこは父親であるゲイロードの岡さんに似たんじゃ)あ、そうですね・・・!(笑)
◆岡 幸二郎
土居さんとは先ほどお話にも出た『ひめゆり』でご一緒しましたが、可憐な永遠の乙女(笑)。
歌がお上手な方はたくさんいると思いますが、土居さんは何かが違うんです。
ちゃんと肝がすわっていて、言葉に意味があるので大好きです。この前は殺されましたが、
今回は恋人役でガラっと変わるので、安心して稽古に臨めるかなと。
剣さんは初めてなんです。宝塚観劇歴が案外浅いので、私は宝塚時代の剣さんを観ていないんです。(剣 良かった。笑)
私の仲良くしている方が剣さんの大ファンで、「とにかくお芝居がうまい方」と、話は聞いていておりましたが
やっと共演させていただきます。男役さんと共演する機会も多いのですが、今回も学べるなと。
(剣 アハハ。笑)(土居 うん、学びましょう!)
男役さんによってはキッパリとアドバイス下さる方もいらっしゃいますが、剣さんは優しそうなので安心しました(笑)。
麻尋さんももちろん初めてなのですが、私たちの娘役。こんなキレイで、楽しみです。
(土居 うん、楽しみ!)長い間このお仕事をしているので、初めて共演する方って楽しみなんです。
◆剣 幸
(土居)裕子ちゃんは何度もご一緒させていただいて、年齢も私の方が上だし役柄的にも私がサポートしていることが
多いんです。(土居 本当に、そうですね!)でも実際は歌のことでもなんでも、私は裕子ちゃんにおんぶにだっこで
教えてもらっているんです。(土居 いやいやいやそんな・・・)でもしっかりしているところと、
とんでもなくヘッポコなところがあって。
「え~~~!舞台でカツラ、飛ばす?!」という事件とかね。(全員爆笑)
(土居 カツラを飛ばしたんじゃなくて振り返ったら180度まわっちゃったんです。完全にまわっちゃって
片目しか見えないので、自分でも状況が分からなくて、「私どうなっています?」と剣さんに小声で聞いたんです。
剣さんは笑っちゃいけないと、どんどん涙目になっていて。まわせばまわすほど中の髪の毛が出てきて、
落ち武者みたいになって・・・。笑)
私、普通は助けるのよ。宝塚時代も相手役がカツラを飛ばした時、私に渡すからそれを掴んで袖に投げ入れていたのよ。
でもあの時だけは、「本当にごめんなさい!でも笑ってもいい?!という状況でした。
もう、すごいことになっているんだもん(笑)。だからすごく頼もしい部分とおっちょこちょいな部分があって、そこが魅力。
楽しいし、まっすぐで素敵な女優さんで、私も大好きです。
岡さんは初めてなんですけど、舞台を拝見していて男性には珍しく繊細なお芝居をなさる方だなと思っていました。
「どういう芝居の創り方をなさるんだろう」と思っていたので、すごく楽しみです。
不思議な魅力なんですよね。あの歌声を持ち、さらにいろいろ計算なさっているんだろうなと。(岡 笑)。
麻尋ちゃん、キレイだしかわいいので娘役だと思っていたけど、男役だったのね。
私は宝塚時代から芝居が好きだったんだけど、外の世界に出た時に「私は今まで何をやってきたんだろう」と思ったの。
そこからは全ての芝居は武者修行だと思っています。
芝居の楽しみを知った上でミュージカルに出ると、今までやってきたミュージカルの感覚とはまたちょっと違う感覚で作れたの。
麻尋ちゃんはきっとそれをいとも簡単に出来ているんじゃないかなと話を聞いて、すごく頼もしいなと思いました。
◆麻尋 えりか
(剣さんの言葉を聞いて緊張しつつ)私は客席からいつも拝見している側で、自分では修行中だと思っているので、
お稽古場で観て学ばせていただくことがたくさんあると思います。
1幕ではアンサンブルとして踊らせていただくのですが、私だけでなくみんな見学出来るのを楽しみにしていると思うんです。
舞台を観ている時の印象で勝手にイメージして、制作発表も今日の取材もすごく緊張していたのですが、
みなさん話しやすくってお優しい方々で感激です。お稽古に入るのが本当に楽しみです。
―――最後に改めて、ハロルド・プリンス版としては日本初演、
富山から発信となるミュージカル『ショウ・ボート』への思いをお聞かせ下さい。
◆土居 裕子
実はものすごくビビりなので、オーディションはほとんど受けずに今まで何十年もやってきましたが、
「どうしてもやりたいな」と思う舞台が『サウンド・オブ・ミュージック』と今回の『ショウ・ボート』でした。
この年齢になって、自分のチャレンジしたいなという気持ちを受け入れてくださった富山の方々にとても感謝しています。
一生懸命頑張りますので、私たちの創る『ショウ・ボート』をたくさんの方に観に来ていただきたいなと思います。
◆岡 幸二郎
私も「どれぐらいぶりなんだろう?」というオーディションを受けてこの役をいただきました。
ミュージカルが大好きでこの世界に入りましたが、ミュージカルのもとになるような作品です。
それを今、この年でこの役を演じられること、富山の皆様に大感謝です。これをお返しするのは忠実に
きっちり作品として客席に伝えることだと思うので、楽しみながら頑張って、
千秋楽には「ああやって良かった」と自分自身も思い、富山の方にも「ああ出てもらってよかった」と思っていただけるよう、
今からやっていきたいです。是非劇場に足をお運びいただき、一緒に感動を味わって欲しいです。
◆麻尋 えりか
この、富山発のミュージカルシリーズは第5弾ということで、親戚や周りの方々から今まで「えりかちゃん何で出ないの?」と
言われていたんです。「出ないんじゃなくて出られないの」と答えていました。だからこそ初参加出来ることが嬉しくて。
私の周りでも「出たかったけど出られなかったから、観に行くね」という方もいて、そういう方々の気持ちを受けて、
富山での集大成となる作品に参加出来ることに感謝するとともに、「やりきらなきゃ」という責任感も感じています。
約60名弱のメンバーで、千秋楽に「本当に楽しかった」と思えるように、私も盛り上げてこの作品と向き合いたいと思います。
◆剣 幸
私は舞台を続けている人間として、“富山人”で本当に良かったなと思います。5年間、このシリーズに全て出させていただき、
こんなに幸せなことはないなと感じています。神様に感謝しますし、本当に多くの方々のおかげで出演出来ました。
集大成の『ショウ・ボート』という作品で観て下さる方々に大感動をお届けできららいいなと思います。
みんなと一緒にハッピーな気持ちで創り上げていきます。是非是非感動しにいらしてください。
ミュージカル『ショウ・ボート』
演出・振付:ロジャー・カステヤーノ
翻訳・訳詞:高橋 知伽江
日程:2015年3月12日(木)~3月15日(日)
会場:オーバード・ホール
(富山市牛島町9-28)
チケット:大人券5000円 ジュニア券2000円(小学生~高校生)
主催:(公財)富山市民文化事業団、富山市
共催:北日本新聞社
制作:(公財)富山市民文化事業団
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