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綺咲愛里ファンミーティング 『Airi Kisaki 3rd Fan Meeting 〜オンラインdeお誕生日会〜』レポート&インタビュー 2021年11月

(2021年11月16日記載)

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綺咲愛里ファンミーティング
『Airi Kisaki 3rd Fan Meeting 〜オンラインdeお誕生日会〜』レポート&インタビュー


★関連記事→綺咲愛里ファンミーティング『Airi Kisaki 2nd Fan Meeting~オンラインdeお茶会~』 レポート&インタビュー
https://enterminal.jp/2021/05/kisakiairi-afamily2021/

★関連記事→綺咲愛里ファンミーティング『東京・Airi Kisaki 1st Fan Meeting~a-♡family~』レポート
https://enterminal.jp/2020/11/kisakiairi-afamily2020/

綺咲愛里ファンミーティング
『Airi Kisaki 3rd Fan Meeting 〜オンラインdeお誕生日会〜』レポート&インタビュー


2021年4月の綺咲愛里ファンミーティングに続き、
今回の3rd Fan Meetingは、綺咲愛里さんのお誕生日である10月30日にオンラインで開催されました。

画面越しに黒と白のレースがあしらわれたワンピース姿で登場した綺咲愛里さん。
ファンの皆さんに手を振りながら「皆さん、今日はありがとうございます」と登場。
「今日誕生日を迎えました。30歳になりましたが、いつものお誕生日とはちょっと違い、やっぱり特別ですね。
皆さんにお祝いしていただけて本当に嬉しいです」と挨拶。

綺咲さんお気に入りの『スターバックス コーヒー』の“ホットココア”で
「皆さま、誕生日に集まってくださりありがとうございます。乾杯〜」とコール。
「リモートが根付いてきたこの2年弱、皆さんのお顔を直接見る空間が大好きです。
ZOOMでのお茶会はチャットを使って会話ができるので、今日は楽しみたいと思います」と話し、
ファンの皆さんから事前に集めた質問に1つずつ答えていきました。

(質問を一部抜粋してご紹介します)


ーーー6月に出演された『マーダーミステリーシアター 演技の代償』の感想を教えてください。

◆綺咲愛里
『マーダーミステリーシアター 演技の代償』は、普通のドラマと違い台本がない作品でした。
犯人を見つけるというストーリーなのですが、私自身、お話がどうなるのかわからないし、何が出てくるかもわからない。
行き当たりばったりの役は初めてで貴重な経験だったなと思います。
1週間くらい配信があったのですが、毎日演じる方が違うのも面白いなと思いましたね。
アドリブでのお芝居は難しかったのですが、本当にドキドキハラハラしました。

ーーー8月の帝国劇場、9月の博多座公演と続いた『王家の紋章』で演じたミタムン役はどうでしたか?

◆綺咲愛里
古代エジプトのメンフィス王の隣国のお姫様の役で、自分の国を代表してメンフィスのいる国へ
ご挨拶に行くというところから話が始まるのですが、そこで、あわよくば…という思いも抱きながら
浦井健治さんと海宝直人さんが演じるメンフィスに近づいていきます。
でも、新妻聖子さんと朝夏まなとさんが演じるメンフィスのお姉さまであるアイシスに目の敵にされて焼き殺されてしまって…。
その後、皆には見られない亡霊として出てくるのですが、神田沙也加さんと木下晴香さんが演じるキャロルやメンフィス、
アイシスを念を込めて見たり、言葉を発せず存在だけでパワーを送ったりで、本当に生身の人間が成仏できない亡霊を
演じているような気分でした。オバケとか感じないタイプなのですが、今日厄日かな!?と思うくらい色々なことが続いたので
塩風呂に入ったり…。怖さと好奇心とビックリな気持ちでした。

ーーーミタムン役は露出の多い衣装でしたが、腹筋を鍛えられているなと思いました!

◆綺咲愛里
腹筋に関する質問もたくさんいただきました!
公演中は、体のメンテナンスを担当する方が帯同してくださるんです。
毎日マッサージをしてもらいながら話をしていると体について深い話になっていき、細かいところまで鍛えたくなってきちゃって…。
マッサージをしてもらっているのに、気がついたら筋トレ大会みたいになっていました(笑)。
その方のおかげで体の仕組みを知ることができて、大好きなチョコや好きなものも食べて食事制限もしていないのに
腹筋に縦の線が入ってきて。私の人生の中でこんなに体に向き合ったことは無いくらい、毎日体のことを考えていましたね。

ーーーメイクは自分で考えたのですか?

◆綺咲愛里
亡霊になってからは、ちょっと怖いのですが、血の涙のメイクをしていました。
血のりのところに赤いシャドーを自分で引いてみて、ヘアメイクさんに相談をしたら
賛成してくださったので一緒に編み出したメイクでした。

ーーーお兄さん役の平方元基さん、大貫勇輔さん演じるイズミルの印象は?

◆綺咲愛里
役替わり公演に出るのが初めてだったので、すごく新鮮でした。
お芝居するのはメンフィスの浦井さん、海宝さん、アイシスの新妻さん、朝夏さんが主だったのですが、
イズミルはお兄ちゃんといえども全く顔を合わせない公演だったので寂しかったのですが…。
(平方さん、大貫さん)お二人とも本当のお兄ちゃんみたいで嬉しかったですね。
今回の公演は、私にとって全員が「はじめまして」だったので、最初は緊張しました。
このようなご時世でマスクもしているから、お稽古場で喋るのをためらってしまったり。
でも、公演が始まりルーティーンが決まってからは、ここでお話しができるな、
とか地方に行って隙間時間に皆と話す機会がありました。
コロナ禍でしたが全員で気をつけながら完走するぞ!という皆の一致団結は素晴らしかったですね。
その一員でいられて、ミッションがクリアーできた!という気持ちです。


ファンミーティングの後に綺咲愛里さんにお話をお聞きしました。(2021年10月30日取材)


ーーー約半年ぶりオンラインファンミーティングでした。久しぶりに皆さんのお顔を見られましたね。

◆綺咲愛里
自分が出演している作品を観ていただいたら、そのお話をしたい!と思うので、
このタイミングで、また節目のお誕生日に皆さんに会えて本当に嬉しかったです。

ーーー10月に開催予定でした花乃まりあさんとのディナーショー『Breath』
コロナ禍で12月開催と延期となりました。改めてどんな内容になりそうですか?


◆綺咲愛里
宝塚の曲はもちろん、皆さんに楽しんでいただきたい!という気持ちを一番に構成しました。
延期となったことで、改めて考える時間ができたので、まだまだ内容が増えそうな状況です(笑)。
歌ってみたかった曲や思い入れのある曲、ちょっとしたパロディーもやろうと思っているので、
全体を通して皆さまが笑顔で帰ってくだされば嬉しいなと思っています。

ーーータイトルの『Breath』は、お二人で考えたのですか?

◆綺咲愛里
はい。いろいろな案が出て、すごく考えました。『Breath』とは深呼吸とか、ホッと一息みたいな意味があります。
私たちはすごくのんびりしているので、そういうアットホームで素敵なタイトルが付けられたらいいなということで決まりました。
ごまんと候補は出たのですが、字面といい、響きといい、一番しっくりきたのがこれでした。
当初、秋に開催する予定だったので、二人とも10月生まれで思い入れがある月ということもあり、
ポスターも秋の装いにしていたのですが、12月に開催することになったので、
より深く練ってクリスマスも入れたいな〜って話をしながら準備をしています。

ーーー12月7日に開催される朗読×音楽×映像で綴るエンターテインメント
『STARLIGHT☆THEATER -星標-』では、初めて朗読劇に挑戦されます。


朗読劇を観たこともないので未知の世界なのですが、自分の声と感情だけで、
お客さまに、その情景をどう思い浮かべていただくのかという点が鍵になると思うので、
いつも以上に丁寧に話をしていきたいと思います。
それと、自分自身の想像をはっきりしないことには、お客様にも伝わらないと思いますので、
共演者の皆さまとどのようなことを思い描いてお芝居して行くのか、これからお話していけたらと思っているところです。

ーーー以前のインタビューで、現代人の役をあまり演じたことがないとお話しされていましたが、
今回は年齢も近く、現代の女の子の役ですね。


◆綺咲愛里
役づくりとしては自分に寄ってくるのかなと思います。
これまでは作り込む役が多かった分、自分らしさも活かしていけるところは、活かして行きたいですね。
でも役らしさも出したいかな。ご一緒するお二人(美郷真也さんと十輝いりすさん)とお稽古をしてみて、
柔軟に演じていけたらと思います。


ーーー今日は、お誕生日という節目の日ですが、改めて今後、挑戦していきたいことはありますか。

◆綺咲愛里
「こんなご時世ですが…」と、ここ2年くらい決まり文句になってきてしまいました。
そんな中でも、いつも以上に気持ちを明るくもっていかないと何かの拍子に押しつぶされちゃいそうな気がするので、
気持ちだけでも前向きでいたいなと思いますし、そうすることで自分だけではなく、
まわりの人もハッピーになるのではないかなと思っています。
新たな30代という節目に立ちましたが、ある意味変わらずありのままの私でいながら、
もうちょっと丁寧にゆっくり一歩ずつ生きていきたいかな。
20代は駆け抜けて振り返る時間もなかったので、今までよりちょっと良い物を使ったり、
自分へのご褒美もあげながら1日1日を丁寧に生きていきたいな〜と思っています。

ーーー読者の皆さんへメッセージを。

◆綺咲愛里
皆さまに出すメッセージの場が限られているので、読んでくださっている皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。
エンターテインメントの世界は、お客さまがいらして、初めて成り立つものとステージに立つたびに思っています。
それを当たり前と思わずに、私たちもそうですが、来てくださる方も命がけで来てくださっていることに感謝しながら、
その時の空間を大切に皆さんと過ごしたいなと思いますので、どうか皆さんお元気でいて欲しいと願うばかりです。

綺咲愛里さんプロフィール


2010年、宝塚歌劇団に入団。月組『THE SCARLET PIMPERNEL』で初舞台。
星組に配属。12年『ジャン・ルイ・ファージョン』で、後に相手役となる紅ゆずるの妻役を演じる。
14年『太陽王〜ル・ロワ・ソレイユ〜』で、トップスター柚希礼音の初恋の女性としてヒロインの1人を務める。
『The Lost Glory-美しき幻影-』『黒豹の如く』『ガイズ&ドールズ』で新人公演ヒロイン。
16年に星組トップスター紅ゆずるの相手役として、星組トップ娘役に就任。新人賞、娘役賞に加え、
「宝塚歌劇団年度賞」2018年度優秀賞を受賞。19年10月「GOD OF STARS/ Éclair Brilliant」で退団。
20年10月には、FanClub「〜a-♡family〜」を開設。2021年1月には『ポーの一族』メリーベル役、
8月~9月は『王家の紋章』のミタムン役を演じた。
12月4日(土)第一ホテル東京、12月25日(土)宝塚ホテルで花乃まりあさんとのディナーショー『Breath』を開催。
12月7日(火)はスクエア荏原 ひらつかホールで、
朗読×音楽×映像で綴るエンターテインメント『STARLIGHT☆THEATER -星標-』に出演する。


 

 

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朗読×音楽×映像で綴るエンターテインメント『STARLIGHT☆THEATER -星標-』

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