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約7年ぶりに再演!ミュージカル『Live Airline』瀬戸かずやインタビュー 2026年08月

(2026年08月28日記載)

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約7年ぶりに再演!ミュージカル『Live Airline』瀬戸かずやインタビュー


公演について(リリースより)


2019年以来、約7年ぶりの再演となるミュージカル『Live Airline』が、
2026年、新たなキャストを迎えて上演されます。
キャビンアテンダントが機内でライブパフォーマンスを繰り広げる、夢のような未来型航空旅客機を舞台に、
歌やダンスをふんだんに盛り込みながら、空の旅を支える人々の思いや、そこに交差する家族の物語を描く作品。
今回は、日本航空学園の生徒たちも出演し、プロの出演者とともに一つの舞台を作り上げます。
ベテランキャビンアテンダント・葉山夏実を演じるのは、瀬戸かずやさん。
日本航空学園の生徒たちとの稽古で感じたこと、久しぶりにたっぷりと歌い踊る舞台への思い、
そして作品を通して改めて見えてきた“空の仕事”の魅力についてお話を伺いました。


瀬戸かずやさんインタビュー(2026年8月17日)


―――今回の『Live Airline』という作品と、演じる役について教えてください。

最初に台本を読んだ時は、私自身も「これはどんな世界なんだろう?」と想像するのが少し難しかったんです。
でも読み進めていくと、豪華客船のような夢のある飛行機を舞台にした、家族のハートフルな物語でした。
また、飛行機を動かすために働いている方々や、航空業界に携わる人たちの思いもたくさん散りばめられていて、
とても素敵な作品だと思いました。
私は、その豪華な飛行機の中で働くベテランのキャビンアテンダント・葉山夏実を演じます。
普段飛行機を利用する時にCAの皆さんを見ていますし、華やかで凛とした印象があります。
でも、その背景には「お客様に安全で快適な空の旅を」という、おもてなしの心があるんですよね。
今回は日本航空学園の高校生たちとも一緒に作品を作っています。
航空業界を目指している生徒たちの立ち姿や佇まいにも独特の凛としたものがありますし、何より笑顔が本当に清々しいんです。
私自身も高校生の皆さんからたくさん刺激を受けながら、この作品に取り組んでいます。

―――瀬戸さんが在籍していた宝塚歌劇団と航空学校。一見違う世界ですが、共通するところもありそうですね。

そうなんです。皆さん本当に礼儀正しくて、廊下ですれ違うだけでも作業を止めて、立ち上がって挨拶をしてくれるんです。
でも、それが決して作られたものではなくて、心から気持ちのいい挨拶をしてくれる。
こちらが恐縮してしまうくらいです(笑)。CAだけではなく、整備士やパイロットなど、
それぞれが目指しているものは違っていても、飛行機に対する思いが自然と滲み出ているように感じます。
宝塚も、みんなが一つの場所を目指して情熱を注いでいました。
その情熱という意味では共通するものがありますが、表現の仕方はまた違う。その違いも高校生の皆さんから感じています。
それに、本当にパワフルなんです。私は一曲終わるたびに「ハァ、ハァ…」となっているのに、みんなはケロッとしていて。
「さっきからずっと踊っているけど大丈夫なの?」と思うくらい(笑)。
でも、みんなが全力で歌ったり踊ったり、笑顔を向けてくれることが、私自身の背中を押してくれています。
本当に刺激しかもらっていないですね。

―――キャビンアテンダント役と聞いた時は、どう思いましたか?

ちょっとゾワゾワしました(笑)。
何年か前に同期の宇月颯が『Live Airline』でCA役を演じていたことがすごく印象に残っていたので、
「あの作品じゃない?」と思って調べました。そして「CAということは、あの制服だよね? ミニスカートだよね?
パイロット側じゃないよね?」なんて思ったりもしました(笑)。
でも今回、市や教育委員会、学校の皆さんなど、さまざまな方々と一緒に取り組む作品だとうかがって、
こうした活動に参加することで、自分自身もまた一つ成長できるのではないかと思いました。
これまで自分が培ってきたものが、少しでも何かのお役に立てたらという思いもありましたので、
ぜひ参加させていただきたいと思いました。

―――学生の皆さんにとっても、プロとして舞台に立っている方々と一緒に作品を作ることは貴重な経験になりそうですね。

私たちと一緒にやることで、一つでも何か刺激を受けてもらえたら嬉しいですね。
初めて学校へお稽古に伺った時、生徒の皆さんがウェルカムダンスで迎えてくれたんです。
5、6曲くらいのメドレーを歌って踊ってくれて、もう最初からその体力とパワーに圧倒されました(笑)。
「ちょっとお時間ありますか? お迎えするダンスと歌があるので、よかったら見ていってください」と言われて、
ミュージカルナンバーを次々と披露してくれたんです。
「これからこの子たちと一緒に作品を作れるんだ」と思ったら、嬉しさと、そのキラキラした姿に感動して、泣いてしまいました。
入学したばかりの1年生もいるんですけど、一番後ろで一生懸命身体を動かして表現している姿を見ていると、
宝塚時代に初舞台生のお披露目のロケットを観た時のような初々しさを感じる部分もあって。
本当に揃っていて綺麗ですし、あの時の感動は忘れられません。
『Live Airline』は、飛行機の中でライブパフォーマンスを行い、長い空の旅をお客様に楽しんでいただくという設定です。
物語とライブパフォーマンスがうまく散りばめられているので、客席の皆さんにも「乗客」の一人になったような
気持ちで楽しんでいただけるのではないかなと思います。

―――豪華客船のように、飛行機の中でエンターテインメントが楽しめるという設定も面白いですよね。

本当に夢のようですよね。
作品の中には、ゴルフの練習スペースやスカイラウンジがあって、ライブパフォーマンスを楽しめる場所もあります。
皆様への最上級のおもてなしを目的とした、そんな飛行機がいつか本当に飛ぶようになったら素敵ですよね。
その華やかな世界の中に家族の物語が描かれているところも、この作品の魅力だと思います。
私が演じる夏実も、CAとして仕事をしなければいけない一方で、家族のことも気になるという状況になります。
そのあたりのバランスも、みんなで丁寧に作っていきたいです。



―――今回の出演が決まってから、飛行機には乗りましたか?

まだ乗っていないんです。でも、次に乗った時は見方が変わると思います。
もともと、一機の飛行機を飛ばすために本当にたくさんの方が動いているんだなとは感じていました。
以前、車椅子を利用している知人と海外旅行へ行ったことがあるんですが、
その時の空港でのサポートが本当に素晴らしくて、胸を打たれたんです。
乗り降りから空港内の移動までずっと誘導してくださって。「こういう仕事もあるんだ」と知りました。
今回の作品を経験した後は、空港で働いている皆さんの姿を、これまで以上に深く見るようになるんじゃないかなと思っています。
観に来てくださった方にも、「飛行機に関わる仕事には、こんな仕事もあるんだ」と興味を持っていただけたら嬉しいですね。

―――今回のキャストは、さまざまなジャンルで活躍されている方が集まっています。お稽古場はいかがですか?

本当に皆さん、いろいろな場所で活躍されているので、それぞれの方の表現を間近で受けられること自体が、
とても贅沢だなと思っています。ミュージカルや劇団四季など、さまざまな舞台で活躍されてきた方のお力を
こんなに近くで見られるんだ、と刺激を受けています。
割と同世代の方も多いので、皆さんと話しやすく、コミュニケーションも取りやすくて、
和気あいあいと過ごさせていただいています。
中島康宏くんとは以前、私のファーストコンサートでもご一緒しているんです。
今回は振付も担当しているので、「ちょっとお手柔らかに」とお願いしました(笑)。
でも「大丈夫ですか?」と、その都度確認してくれるので、私も「頑張ります!」と。楽しくお稽古しています。

―――ビジュアル撮影でCAの制服を実際に着てみて、いかがでしたか?

ちょっとソワソワしました(笑)。
宝塚時代、娘役のみんながしている髪型の夜会巻きを見ながら「すごいな」と思っていた、ある意味憧れの髪型でもあるので、
すごく凛とした気持ちになりました。制服は、自分の中のスイッチを押してくれるアイテムの一つでもあるような気がします。
スカーフもCAの皆さんの印象的なアイテムですよね。それに手の組み方や立ち方、角度などもあるんですが、
高校生の皆さんが本当に綺麗なんです。私も同じようにやっているつもりなのに、鏡を見ると「何が違うんだろう?」って(笑)。
そこは皆さんからもっと吸収していきたいです。
あとは、このタイトスカートで踊るということ(笑)。
長年の癖でパッと脚を開きたくなってしまうので、そこはお上品に見えるよう気をつけたいと思います。

―――歌やダンスもたっぷりあるそうですが、大変なところはありますか?

今回、リフトをしていただくんです。本当にちょっとなんですけど(笑)。
以前コンサートでタンゴを踊った時などにもリフトをしていただいたことはあるんですが、宝塚を退団してすぐの頃は、
受け手なのに男役の癖で、相手に「さあ、手をどうぞ」と差し出す側の手を作ってしまって(笑)。
今は少しずつ、その感覚も抜けてきているのかなと思います。
逆に、回想シーンで少し男役のような感覚になる場面があるんですが、
そこでは「やっぱり居心地がいいな」と思ってしまう自分もいます(笑)。
大変なのは、やっぱり高校生の皆さんの若いパワーに負けず、歌って踊ることですね。
でも、それ以上に「舞台で歌って踊るって、やっぱり楽しいな」という気持ちが久しぶりに甦ってきました。
最近出演していた作品とは少しジャンルも違うので、「こんなに踊ったの久しぶり!」と思いましたし、
その楽しさはお客様にも伝わるんじゃないかなと思っています。


―――今回は羽村市や北海道、山梨と各地で公演があります。

今回ご縁をいただいて、日本航空学園のことを私自身も改めて知ることができました。
ダンスカンパニーについては、朝の情報番組などで「すごく踊っている高校生たちがいる」ということは
何となく知っていたんですが、それが今回つながりました。
寮生活をしながら頑張っている生徒さんたちもいますし、それぞれが航空業界への情熱を持っている。
こういう学校があるんだということを知っていただく機会にもなったらいいですよね。
山梨や羽村では、地元の子どもたちが出演する場面もあるので、ミュージカルや歌、踊りといった表現に触れて、
「楽しいな」と少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
私自身も、仕事で北海道へ行けることがすごく楽しみですし、羽村や山梨など、これまであまり行く機会のなかった土地へ、
この作品をきっかけに伺えることも楽しみの一つです。
先日、私も長野まで宝塚を観に行ったんですが、全国公演って気分が上がるんですよね。
ちょっとした旅行気分で、その土地のおいしいものをいただいて、舞台を観て心がホクホクになって帰る。
やっぱり元気が出るなと思いました。
『Live Airline』は飛行機のお話ですが、皆さんにも電車なり、いろいろな方法で(笑)、
ちょっとした旅を楽しむ気持ちで各会場へ来ていただけたら嬉しいです。

―――今回は高校生や地域の子どもたちがプロと一緒に舞台を作る、クリエイティブ体験という側面もあります。
こうした活動についてどう感じていますか?


すごく素敵だなと思います。
航空学校でありながら、ダンスカンパニーの皆さんがエンターテインメントという表現にも全力で挑んでいる。
そして、それを地域の活動などにもつなげながら、一緒に取り組んでいく。
そういう角度からエンターテインメントの世界を知ってもらえる機会があることは、素晴らしいことだと思います。
一人で活動しているだけでは難しいこともたくさんあります。今回こうしてご一緒させていただけることに、
私もエンターテインメントの世界に携わってきた一人として、とても共感しています。
もちろん、作品を皆様に届けたいという思いがありますが、私自身にとっても、いろいろなことを吸収させてもらえる
時間になると思っています。これから地元の子どもたちとも一緒になり、さらに全体像が見えてくると思うので、
ワクワクがもっと増していくことを私自身も楽しみにしています。

―――公演を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。

飛行機は、皆さんも一度は乗ったことがある身近な乗り物だと思います。
そこには乗客をもてなしてくださるキャビンアテンダントの皆さんがいて、パイロットや整備士をはじめ、
一機の飛行機を支えているたくさんの方がいます。
今回は、そうした皆さんの思いも詰まった作品になっています。
比較的、CAのお仕事が中心に描かれているので、「こういう業務もあるんだ」と知っていただけたり、
お客様を迎えるためにどのようなことを考え、情報を共有しているのかなど、
私たちが普段何気なく利用している飛行機の裏側を垣間見ることができるのも面白いところだと思います。
そして、そこに家族愛がどうつながっていくのか。一人ひとりがそれぞれの人生や物語を抱えて飛行機に乗っている中で、
私が演じる夏実は、CAとしての誇りを持って、一人ひとりのお客様とまっすぐ向き合おうとする女性です。
この作品を観て、気軽に飛行機に乗っていろいろな場所へ旅をしたくなったり、誰かに会いに行きたくなったり、
さらに飛行機というものに興味を持っていただけたら嬉しいです。
そして、作品に散りばめられたエンターテインメントを純粋に楽しんでいただきたいです。
私自身も「ちゃんと家族に会いに行こう」と思えるような、素敵な作品になっています。ぜひ、心をホクホクさせに来てください。


【番外編】
―――最後に、最近のマイブームを教えてください。

麹を毎日食べています(笑)。
知り合いの方がご自身で麹を作っていらっしゃって、その麹を使っていろいろ料理をしています。
「私、麹を食べてる!」っていうだけで、ちょっと身体にいいことをしている気持ちになっています(笑)。

撮影:大塚雄太/取材:住川禾乙里

STORY


葉山夏実(瀬戸かずや)は、世界各国をフライトしている『Live Airline』のキャビンアテンダント。
『Live Airline』とは、スカイラウンジやビリヤードなどの遊戯施設も完備、
クルーがライブパフォーマンスも繰り広げる、世界最新鋭、まるで豪華客船のような世界でも注目の最新型の飛行機。
今回のニューヨーク行きのフライトには、チーフパーサーの吉沢浩介(中井智彦)、
夏実の弟の吉村航(中島康宏)もキャビンアテンダントとして搭乗している。
何故か今回のフライトには、夏実の妹の真冬(沖崎愛生)とカラオケに社交ダンスにボランティア…と、
日々パワフルな祖母の慶子も乗客として搭乗していた。
実は慶子は飛行機が大嫌い。しかし今回は夏実の頼みで嫌々乗ることになった。
機内で華やかなショーを繰り広げながら、様々な事情を持つ乗客を乗せて『Live Airline』は、ニューヨークに向かう。
夏実の真の目的とは? 愛と夢と優しさを乗せた『Live Airline』の素敵な物語。


 

 

『Live Airline』

 

●東京公演

日時:2026年9月6日(日)

14:00開演(13:00開場)

会場:プリモホールゆとろぎ大ホール

(羽村市生涯学習センターゆとろぎ)

 

●北海道公演

日時:2026年9月23日(水・祝)

17:00開演(16:30開場)

会場:恵庭市民会館大ホール

 

●山梨公演

日時:2026年10月4日(日)

14:00開演(13:30開場)

会場:双葉ふれあい文化館

 

https://wingmusical.com/2026liveairline/info.html

 

 

 
 

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